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教皇

ローマ教皇
【鍵】
信頼の証、約束。天国の鍵、現世的な権威(銀の鍵)、宗教的な権威(金の鍵)。
司祭長の絵には、頼られる側(司祭長)と頼る側(下手 2 人の司祭)の構図が見える。
2 本のどっしりした柱の間にいる司祭長は、自分の社会的な地位や立場に相応しく自分を頼りとする人を支援する。
行政機関、学校の先生、会社のボス、雇用主、使用者、親、保護者などがこれに当たる。
2 人の司祭は、自分の望みを叶えるために、ある程度は頭を丸め込まれる(言う事を聞く)ことを受け入れますという素直な姿勢を表す。
一般市民、利用者、社員、子供、生徒などがこれに当たる。
頼られる側と頼る側お互いにとって信頼の鍵となるのは、マナー(銀の鍵)とモラル(金の鍵)である。
そして、赤いバラ柄の服の司祭はマナーを、青い白百合柄の服の司祭はモラルを体現している。
また、司祭長の三重冠や三重の錫杖には仰々しいパターナリズム的なニュアンスが感じられる。
パターナリズムとは、(政府や雇用主の)保護者的な統制主義、温情主義(必要なものは与えるが選択の自由を与えないやり方)を意味する。
平たく言えば親が子供のためによかれと思ってする介入や干渉である。
そのため時としてそれが、一方的な決めつけ、押しつけ、余計なお世話となってしまうこともあり、頼る側も時に反発心を起こし、双方ともにマナーとモラルが崩れることになる。

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2020 年 9 月自民党次期総裁選

先月 28 日に安倍総理辞任表明があったので、来年 10 月までの残りの任期を引き継ぐ自民党の次期総裁について占ってみました。 菅義偉 官房長官「杖の6」←「隠者」 岸田文雄 政調会長「盃の王」←「剣の6」 石破茂 元幹事長「貨の5」→「貨の6」 という展開となりました。 石破氏が次期総裁になる可能性はまず少ないと思います。かなり不利な情勢のように見受けられます。 なので残る、菅氏か岸田氏のどちらかということになりますが、次期総裁の有力候補としては安倍さんの病による辞任がなければもともとは岸田氏なのだと思いますが、菅氏が任期引き継ぎの総裁となるのだと思いました。 絵で読み解いてみると、菅氏(杖の 6)が安倍総理(隠者)から月桂冠(リーダーシップ)を一旦(馬上で)受け取っている。(馬のベールに隠れているのは菅政権の後継として一年後の総裁選で本命の河野太郎氏?) 岸田氏(盃の王)は安倍さんが無事に任期を満了していれば有力な後継者だったところが、イレギュラーな事件(安倍さんの任期を残した辞任)によりチャンスを逃した(剣の6(逆))。 石破氏(貨の 5)はそもそも蚊帳の外で、全国の自民党員の人気は別として、主流派(国会議員)からは実質的に相手にされていないようです。