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IX. 隠者

66. 光の声のマグス、神々の預言者/י/乙女座(“Book T”)

《大まかな意味》“Tabulated Rules”

探し求め上から得られた知恵。神憑りの霊感(恋人たちとは対照的に受動的ではなくアクティブ。)神秘的な資格として、隠者、司祭長、魔術士は 3 人のマギである。

《PKT》

思慮分別、慎重;さらに特殊なものとして、裏切り、偽装、悪事、改悪。

(逆位置)隠蔽、変装、信条、恐れ、理由なき警戒心。

《カード占いの手引き》“A Manual of Cartomancy”

I. 思慮分別の世界
用心、安全、防御;明白な知恵;なので孤独;超然;思慮分別の道;賢明さ;真実の探求
II. 順応の世界
禁欲主義、拒否、無関心;それらの結果による状態;啓発の光;自ら孤独を選んだ人は他者を導く;主義信条
III. 目標達成の世界
王(至高のもの)の秘密;神聖な科学;その世界の光

《妖精の言葉》“The Quest of the Golden Stairs”

賢主──トラベル、ミステリー、スピーチ、目覚め、明確さ:“[あなたが受け取る準備ができている]残りものはあなたのものであなたに譲り渡されます”

《最後のステップ》“Steps to the Crown”

知的な想起が見出す孤独、社会生活の虚しさ──という舌で完全に語ることのできない 2 つの事柄があります。

《絵的な鍵》

9 】 【隠者】 【放浪者】 【ギリシアの四徳】 【】 【ランタン】【手招き】 【六芒星】 【高僧】 【】 【うつむく】 【左向き】 【フード】 【】 【雪山】 【高所


👉 ラベル:隠者


《タロットの切り札》“The Tarot Trumps”

思慮分別。これら 3 枚(魔術士、司祭長、隠者)のトランプは、イニシエーションの 3 つの段階を表すものとして学び、比較研究されるべきである。フードを被りマントを着た人物が、小道を照らすランタンを下げ、歩行を助ける杖をついている。彼は永遠の探求者で、巡礼の魂である。彼のフードとマントはアース・ブラウンで、彼の頭上は夜空である。しかし、繊細なイエロー・グリーンと春の青みがかったグリーンが彼の周りを囲み、春は彼の心の中にある。

《PKT》

このカードにおける従来のモデルとの唯一の変更は、ランプの一部が持ち主のマントの内側に包まれていない点である。この持ち主は「日の老いたる者」(ダニエル 7:9)と「世の光」(ヨハネ 8:12)の概念を融合させたものである。ランタンの中で輝いているのは星である。私はこれが「達成」のカードであると(『タロット図解』の中の第 1 部で)述べたが、この考えを発展させると、この人物は彼の篝火を高所に掲げていると見ることができる。従って、この隠者はクール・ド・ジェブランの説明するような真実と正義を探し求めている賢者ではないし;彼が後の説明で提案しているような経験の特殊な例でもない。彼の篝火が暗示するのは「私のいる場所に、あなたも来るのです」というものなのである。

このカードは、個人の「気」が(他の人の「気」と)混濁するのを防ぐための、「オカルト的な隔離」の概念と結び付けられて、かなり不正確に理解されているものと、かけ離れたものである。これ(不正確な理解)は、我々がエリファス・レヴィ(の説明)に源を発する誤解の一つである。これ(誤解)は、フランスの(キリスト教神秘主義の一派)マルティニスト主義の結社によって受け入れられており、我々の一部の人は、数多くの語られざる知られざる哲学が彼(=隠者)のマントの内側に包まれており、世俗的な知識と隔てられているのだ、という話を聞いたことがあるだろう。本来のマルティニスト主義において、「知られざる哲学者」(ルイ-クロード・ド・サン- マルタンの筆名)という言葉の意味は、別の結社の(哲学者を指す)ものだった。このカードは秘密結社(=サン-マルタン本来のマルティニスト主義)、ましてやその代用組織(=パピュのマルティニスト主義のこと)の、 意図的に物事を隠蔽することを示しておらず、カードそれ自体の(真の意味の場合の)ように、真相としては、天界の秘儀が、未だ相応しくない者たちから、それ自身の(天界の秘儀による)加護を差し控える(だけな)のである。

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2020 年 9 月自民党次期総裁選

先月 28 日に安倍総理辞任表明があったので、来年 10 月までの残りの任期を引き継ぐ自民党の次期総裁について占ってみました。 菅義偉 官房長官「杖の6」←「隠者」 岸田文雄 政調会長「盃の王」←「剣の6」 石破茂 元幹事長「貨の5」→「貨の6」 という展開となりました。 石破氏が次期総裁になる可能性はまず少ないと思います。かなり不利な情勢のように見受けられます。 なので残る、菅氏か岸田氏のどちらかということになりますが、次期総裁の有力候補としては安倍さんの病による辞任がなければもともとは岸田氏なのだと思いますが、菅氏が任期引き継ぎの総裁となるのだと思いました。 絵で読み解いてみると、菅氏(杖の 6)が安倍総理(隠者)から月桂冠(リーダーシップ)を一旦(馬上で)受け取っている。(馬のベールに隠れているのは菅政権の後継として一年後の総裁選で本命の河野太郎氏?) 岸田氏(盃の王)は安倍さんが無事に任期を満了していれば有力な後継者だったところが、イレギュラーな事件(安倍さんの任期を残した辞任)によりチャンスを逃した(剣の6(逆))。 石破氏(貨の 5)はそもそも蚊帳の外で、全国の自民党員の人気は別として、主流派(国会議員)からは実質的に相手にされていないようです。