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剣の王

15. 風の馬車に乗る君主

《ブック T》“Book T”

紋章
翼のついた天使の頭
象徴
翼のついた第一天使、ニンバス(光雲)、抜き身の剣
ダーク
ダーク

若い大妖精あるいはアルコン(低位の神的存在)に引かれた戦車に座った、翼のついた冠を被った翼の生えた王、(戦車を引く妖精は)蝶の羽が生え華奢な衣を身に纏い、頭に五芒星があるヘアバンドをはめ、五芒星形の星が載った杖を持っている。同じ蝶の羽が足とヘアバンドにある。通常の装備は杖の王と同じであるが、彼は額に五芒星のある翼の生えた天使の頭を紋章とする。戦車の下方は灰色の雨雲あるいは光雲。彼の髪は長く曲がりくねった渦のように波打ち、渦巻きは彼の鎧の小札を成している。抜き身の剣を片手に、もう片手に小鎌を持つ。彼は剣で支配し、小鎌で殺害する。
アイデア、考え、計画、企てに溢れる、信用しない、疑ぐる、固い友情や憎しみ、注意深い、ゆっくり、極端に用心深い。アルファとオメガを象徴し、創造するが早いか殺害し、死を与える者。品位が良くないと:無情で、悪意があり、陰謀を企み、頑固である、またためらって信頼できないことも示す。山羊座の 20° から水瓶座の 20° を支配する。
風の中の風。シルフとシルフィードのプリンスかつ皇帝。

《PKT》

彼は審判に臨んで座しており、抜き身の彼のスート(=剣)を手にしている。彼が、従来の大アルカナの正義の象徴を彷彿とさせるのも無理はなく、彼はその徳(=正義)を表わす場合もあるのだが、彼の暗示する徳の場合、彼はむしろ生と死(を決すること)の力である。

審判という観念から想起される様々な物事とそれらに関する物事──権力、命令、権限、戦闘的な知性、法律、王冠の暗示するもの、などといったもの。

弁護士、上院議員(理事)、医師。

(逆位置)冷酷、つむじ曲がり、野蛮性、不誠実、悪い意図。

悪党;さらには、泥沼の訴訟を切り上げよとの警告。

《絵的な鍵》

】 【】 【青空】 【】 【イス】 【四角】 【オレンジ色】 【青色】 【真正面】 【指輪】 【レバノン杉】 【】 【】 【


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2020 年 9 月自民党次期総裁選

先月 28 日に安倍総理辞任表明があったので、来年 10 月までの残りの任期を引き継ぐ自民党の次期総裁について占ってみました。 菅義偉 官房長官「杖の6」←「隠者」 岸田文雄 政調会長「盃の王」←「剣の6」 石破茂 元幹事長「貨の5」→「貨の6」 という展開となりました。 石破氏が次期総裁になる可能性はまず少ないと思います。かなり不利な情勢のように見受けられます。 なので残る、菅氏か岸田氏のどちらかということになりますが、次期総裁の有力候補としては安倍さんの病による辞任がなければもともとは岸田氏なのだと思いますが、菅氏が任期引き継ぎの総裁となるのだと思いました。 絵で読み解いてみると、菅氏(杖の 6)が安倍総理(隠者)から月桂冠(リーダーシップ)を一旦(馬上で)受け取っている。(馬のベールに隠れているのは菅政権の後継として一年後の総裁選で本命の河野太郎氏?) 岸田氏(盃の王)は安倍さんが無事に任期を満了していれば有力な後継者だったところが、イレギュラーな事件(安倍さんの任期を残した辞任)によりチャンスを逃した(剣の6(逆))。 石破氏(貨の 5)はそもそも蚊帳の外で、全国の自民党員の人気は別として、主流派(国会議員)からは実質的に相手にされていないようです。