スキップしてメイン コンテンツに移動

II. 女司祭長

59. シルバースターの女性聖職者/ג/月(“Book T”)

《大まかな意味》“Tabulated Rules”

変化、変更、増減、急激な変動(良いか悪いかは結びつくカードに現れる)。死と月と比較のこと

《PKT》

秘密、謎、未だ公になっていない未来;質問者に関心を抱いている女性(質問者が男性の場合);質問者自身(女性の場合);沈黙、粘り強さ;神秘、智恵、科学。

(逆位置)激しい感情、精神的または肉体的な「熱」、思いつき、表面的な知識。

《カード占いの手引き》“A Manual of Cartomancy”

I. 思慮分別の世界
一般的にも特定の場合においても、成熟性もまた、彼女の司るものと見なされる、それ故、生むことと増やすことの物質的側面;豊穣性;変化を含んでいる
II. 順応の世界
教会の組織体;所属組織の中での成長;教会の教義
III. 目標達成の世界
天啓;聖霊、開かれた秘密の書を手に持ちそれを読んでいる;個的啓発の第一段階

《妖精の言葉》“The Quest of the Golden Stairs”

プリンセスシンシア、夢の家の生命の高位の女性─明らかにする、天恵、サイレンス、覚醒、探求の終わり:“あなたは私の夢の終わりで私を家に導いてくれる小道です”

《最後のステップ》“Steps to the Crown”

どんなミステリーの本当の言葉も決して直接伝えられるということはありませんが、心で気づいたり知ったりする秘密や暗示として残されています。

《絵的な鍵》

2 】 【イデア】 【ペルセポネー】 【アンドロギュノス】 【】 【】 【】 【】 【球体】 【十字架】 【ソロモン神殿】 【ヤキンとボアズの柱】 【】 【青色】 【高僧】 【黒色】 【ザクロ】 【ヴェール】 【生命の木】 【トーラー】 【】 【真正面】 【イス


👉 ラベル:女司祭長


《タロットの切り札》“The Tarot Trumps”

女司祭長は、ヴィーナスとレオの相互の小道を横断して、ケテルとティファレトを結ぶ長い小道を支配する。彼女は、実に生命の源をコントロールする、偉大な女性的な力であり、全ての活力を自分自身の中へ集め解放の時まで保持する。
カラーは、ペール・ブルー、スカイ・ブルーに深まる、銀白色、銀色、オレンジや炎に接し安心する、これらのアイデアを実行する。

《PKT》

彼女は、足元に三日月、頭には中央に球体のある角付きの宝冠と、胸には太陽十字(⊕;A. E. ウェイトの図案と P. C. スミスの作品の間に食い違いがある)を有している。彼女の手元の巻物には「Tora」の語が記されており、それ(Tora)は、より偉大な法、秘密の法と、この語の第二義とを(記された法、口伝の法、モーセ五書を)示している。巻物は一部が彼女のマントで覆われており、物事が一部は暗示され一部が語られることを表している。彼女は神秘的な神殿の白(J)と黒(B)の柱の間に座っていて、椰子と柘榴の刺繍がされた神殿のヴェールを背にしている。祭服は滑らかで薄く透き通っていて、マントは仄かに放射する光を示している。彼女はイシスの聖域への入口となるオカルト科学とされてきたが、本当の彼女は秘密の教会であり、それは神と人にとっての家なのである。彼女はまた、もはやこの世の存在ではなくなった王子の第二の結婚も表す;彼女は霊的な花嫁にして母、星々の娘、高次のエデンの園である。彼女は、つまり、間接光の女王であるが、全ての光がそう(間接光)なのである。彼女は天上の母の乳によって育てられた月である。

考え方によっては、彼女自身が天上の母でもある──すなわち、彼女は輝く反射光である。この反射という意味において、(カバラの)全体論における彼女の最も正しく高位の名前は「シェキナー(寄り添う栄光)」である。 カバリズムによると、上界と下界の双方に「シェキナー」があるとされる。高次の世界にあるそれは「ビナー」と呼ばれ、下位の流出へと反射する高次の理解である。低次の世界にあるそれは「マルクト」であり、世界の在処であり、この目的のために、それによって祝福された在処となることから、祝福された王国として理解されるところのものである、内に宿る栄光なのである。神秘的な言い方では、「シェキナー」は正しき人の霊的な花嫁であり、 彼が法を読む時、彼女は神的な意味を付与する。このカードが大アルカナの中で最も崇高かつ神聖であるとする、いくつかの観点が存在する。

このブログの人気の投稿

6 人の女性を同時に妊娠させた男

6人の女性を同時に妊娠させた というナイジェリアの男性について、それは “ホンモノ” なのか? 引いてみたところ 皇帝 の逆位置が出た。 切り立った 岩肌 と オレンジ色 に染まる空をバックに、 アンク十字 を手に握り、 真っ赤 な服装に身を包み 武装 した皇帝が 羊 の彫物のある 玉座 に座っている。 78 枚あるタロットカードの中で最たる男らしさの塊のようなカードが出た──ただし逆位置で。 玉座に座っているのが本人通称プリティ・マイクで、玉座と羊の彫物は彼を取り巻く 6 人の女性である。 そうすると、6 人の女性を同時に妊娠させたという話は、あながち “ホンモノ” なのかも知れない。 生きることを象徴するアンク十字を手に持つ彼は、種の存続というあらゆる生きとし生けるものの本能のままに生きているようだ。 当初は「うらやましい」という声が上がったのも束の間「女性を物のように扱っている」「生まれてくる子供のことを考えない彼のような人間が増えれば、アフリカに未来はない」といったバッシングの声が多数となっている状況が、逆位置となって表れている。 正位置であれば、完成された男としてかなり魅力的なパトロンのようなキャラとなるものが、逆位置であることから、世間の側から浅はかで衝動的な単なる男の精力自慢のようなキャラと捉えられているようだ。

2020 年 9 月自民党次期総裁選

先月 28 日に安倍総理辞任表明があったので、来年 10 月までの残りの任期を引き継ぐ自民党の次期総裁について占ってみました。 菅義偉 官房長官「杖の6」←「隠者」 岸田文雄 政調会長「盃の王」←「剣の6」 石破茂 元幹事長「貨の5」→「貨の6」 という展開となりました。 石破氏が次期総裁になる可能性はまず少ないと思います。かなり不利な情勢のように見受けられます。 なので残る、菅氏か岸田氏のどちらかということになりますが、次期総裁の有力候補としては安倍さんの病による辞任がなければもともとは岸田氏なのだと思いますが、菅氏が任期引き継ぎの総裁となるのだと思いました。 絵で読み解いてみると、菅氏(杖の 6)が安倍総理(隠者)から月桂冠(リーダーシップ)を一旦(馬上で)受け取っている。(馬のベールに隠れているのは菅政権の後継として一年後の総裁選で本命の河野太郎氏?) 岸田氏(盃の王)は安倍さんが無事に任期を満了していれば有力な後継者だったところが、イレギュラーな事件(安倍さんの任期を残した辞任)によりチャンスを逃した(剣の6(逆))。 石破氏(貨の 5)はそもそも蚊帳の外で、全国の自民党員の人気は別として、主流派(国会議員)からは実質的に相手にされていないようです。

小 1 から貯めた 6000 万円を寄付した正体不明の男性

先日神奈川県横須賀市で市に対し、70~80 代の正体不明の男性が 小 1 から貯めた貯金 6000 万円を寄付した という。出たカードは 剣の 4 逆位置。 霊安室に安置された棺があり、蓋には 祈る 騎士の立派な彫像が施されている。 出窓 の ステンドグラス には子供が聖母にひざまづき手を合わせる姿が描かれている。 一瞬、不思議なカードが出たように思った。 いずれにしても、6000 万円を手放すような気持となる何らかの出来事がこの男性にあったようだ。 剣は、トラブル、悲しみ、病気、死などネガティブな要素が強いカードだ。 この人は年齢からいって大病か、いずれにしても体力と気力をかなり消耗するような体験があったと思われる。 棺の祈る騎士とステンドグラスのひざまづく子供はこの男性を表しており、この体験を通じて心境にも大きな変化があったことを表しているようだ。 カードが逆位置なので、(完全ではないかもしれないが)一通りの回復を迎えたことを示している。 その回復を機に身辺整理を始め、その一環として貯金の寄付を行なったのではないか。 男性が回復を天に感謝し、“霊安室”の状態から出て、市役所を訪れ「何かの役に立ててください、寄付します」と言った姿がステンドグラスに描かれ美しい形で昇華されている。