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XX. 最後の審判

77. 原始の火の精/ש/火(“Book T”)

《大まかな意味》“Tabulated Rules”

最終決定。審判。宣告。訴えなしでなされる、問題に対する正式な決定

《PKT》

場所・地位が変わること、リニューアル、最終結果。他の文献によると、訴訟で全てを失うこと。

(逆位置)弱さ、意気地無し、単純;さらには、熟考、決定、宣告。

《カード占いの手引き》“A Manual of Cartomancy”

I. 思慮分別の世界
復活;新たなことへの召喚;表側の全ての変化
II. 順応の世界
良い事柄を悪い事柄から切り離す;登りへの召喚;善悪の判断が試される;霊魂の復活
III. 目標達成の世界
こう言う人の状態:見よ、高みからの呼びかけに応じるために──私は直ちに来る;完成した人の復活

《妖精の言葉》“The Quest of the Golden Stairs”

たった一つの目的のための法則──他の人が理解するように話す、覚醒、精神の息吹:“朝になると新しい考えが起こり、光は全てのものを新しくします”

《最後のステップ》“Steps to the Crown”

罰と褒美は天罰や天の恵みというわけではなく原因のない法の働きでもありません;それらは単に種蒔きと収穫です。慈愛という偉大な援助の最後の一押しがあります。

《絵的な鍵》

10 】 【聖ゲオルギオス十字】 【トランペット】 【】 【】 【青空】 【氷河】 【】 【棺桶】 【


👉 ラベル:最後の審判


《タロットの切り札》“The Tarot Trumps”

四大の小道に帰する 3 つのトランプは、最も理解が難しいかもしれない。それらは、人間の体験への外側の力の活動を表しており、環境への影響力ではなく、月下(地上)における天上の推進力(インパルス)である。
空中(愚者)で、肉体の渇望を革紐で掴みながら、私たちは純粋な精神を得る。水中(吊され人)には、犠牲の昇華のパワーがある。ここ火の中では、私たちは全ての方向から、巡礼者の上に集中する宇宙の力を見せつけられる。審判は彼にはっきりと宣言される。彼は裁判官ではないし決定も彼の手に委ねられていない。ラザロは“出て来い!”と声が叫ぶまで墓から現れることはできないし。“彼を解放せよ!”という命令が与えられるまで、経帷子を脱ぎ捨てることもできない。登る推進力は上から来なければならず、そのパワーにより、彼は墓場を超越し、渇愛の束縛を脱ぎ捨てるのだ。
ここに今一度、赤の焼けつくようなエナジーはその次元を貫いて燃え上がる。火のようなスカーレット、鮮かなクリムゾン、燃える赤は受動的なグリーンで強調される

《PKT》

私は、このシンボルは基本的にあらゆるタロットデッキにおいて変更不可能であるとか、少なくとも変異版であってもその性格は変えていないと言い続けている。ここなる大天使は雲に囲まれているが、彼は旗付きのトランペットを吹き、通常この旗には十字が表記されている。死者たちが彼らの墓から起き上がってきている──右に女性、左に男性、彼らの間に彼らの子供がおり、彼らはこちらに背を向けている。しかしこのカードには、この 3 人以外にも蘇生された人たち(もう一組の家族)がいるが、それは従来の説明では不十分であったものを図像化するものとして、この変異版(ウェイト版)の製作の過程で、それを描くに値すると考えるようになったからである。すべての人物は一様に驚き、崇拝と歓喜をその態度に表している。このカードは、天──その召喚は(心の)内側より聞き届けられ、答えられる──の召喚に対する応答において、変身の偉業の完成を表記するカードである。

ここにはこれ以上深めることができない意味深な暗示がある。我々の内側にあってトランペットのように鳴り響くものは何か? 我々の本能の中に沈んでいたものを──ほとんど一瞬、瞬きの瞬間で──反応して浮び上がらせるものは、一体何か? これ以上先を見ることができない者に対しては、このカードに最後の審判と物質的な肉体の蘇生を描き続けさせることにしよう;しかし、内的な眼を持つ者には一見して発見させることにしよう。彼ら(内的な眼を持つ者たち)は、それが正に古より永遠の生命と呼ばれてきたものであることを理解するだろう。そしてこの理由において、「中庸」の名で通っているカードと比較できるかもしれない。

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2020 年 9 月自民党次期総裁選

先月 28 日に安倍総理辞任表明があったので、来年 10 月までの残りの任期を引き継ぐ自民党の次期総裁について占ってみました。 菅義偉 官房長官「杖の6」←「隠者」 岸田文雄 政調会長「盃の王」←「剣の6」 石破茂 元幹事長「貨の5」→「貨の6」 という展開となりました。 石破氏が次期総裁になる可能性はまず少ないと思います。かなり不利な情勢のように見受けられます。 なので残る、菅氏か岸田氏のどちらかということになりますが、次期総裁の有力候補としては安倍さんの病による辞任がなければもともとは岸田氏なのだと思いますが、菅氏が任期引き継ぎの総裁となるのだと思いました。 絵で読み解いてみると、菅氏(杖の 6)が安倍総理(隠者)から月桂冠(リーダーシップ)を一旦(馬上で)受け取っている。(馬のベールに隠れているのは菅政権の後継として一年後の総裁選で本命の河野太郎氏?) 岸田氏(盃の王)は安倍さんが無事に任期を満了していれば有力な後継者だったところが、イレギュラーな事件(安倍さんの任期を残した辞任)によりチャンスを逃した(剣の6(逆))。 石破氏(貨の 5)はそもそも蚊帳の外で、全国の自民党員の人気は別として、主流派(国会議員)からは実質的に相手にされていないようです。