射手座の土星、20°──30°
35. 圧迫
《ブック T》“Book T”
前と同様 4 つの手が 8 本の杖をクロスして持ち上げている。カードの下にある 5 番目の手が他の杖の交差点を横切るようにして、2 本の杖を真っ直ぐ掴んでいる。上と下には土星と射手座の象徴。炎がそこから出ている。
(他者に対する)無慈悲で高圧的な力とエナジーだが利己的な者にのみ当てはまる問題である。時に、そもそもその人物のあまりに途轍もない自分本位のせいで、蜂起しようにもあまりに反対勢力が強過ぎるためによる、問題の失敗を示す。もし品位が良くないと、悪意、不真面目、敵意、誹謗中傷、妬み、人の意見に耳を傾けない、柔軟性の欠如、悪行をなすに素早い。同様に品位が良いと、寛大さ、自己犠牲、私利私欲がない。
י(ヨッド)のマルクト(無慈悲、悪意、復讐、不公正)
《PKT》
自らが担ぐ 10 本の杖の重圧に苛まれる一人の男。
沢山の意味を持つカードであり、中には整合しない解釈もある。このカードを名誉や善い信仰と結び付ける解釈は採用しないことにする。主要な意味は単に抑圧であるが、または財産、 獲得、何らかの成功と、それらに起因する抑圧を同時に意味する。誤ったうわべの、見せかけ、裏切りのカードでもある。この人物の向かう先の場所は、彼が担ぐその杖によって苦しめられることになるかもしれない。剣の 9 が続く場合、成功は台無しにされ、 法律に関する質問である場合、一定の損失を免れないだろう。
良いカードの近くにある場合は、困難と反対に遭う。
(逆位置)反対、困難、陰謀と、それらに類すること。
《絵的な鍵》
【杖】 【 10 】 【運ぶ】 【仕事着】 【青空】 【右向き】 【畝・田園】 【家】
👉 ラベル:杖の10