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杖の 6

獅子座の木星、10°──20°
22. 勝利

《ブック T》“Book T”

まるでついにというように、両手に 6 本の杖を 3 本づつ掴み、交差させて握り、交差点からは炎が出ている。上と下には、カードの下部にある雲から出た炎のついた 2 本の短かい杖があり、その上には居住地を示す木星と獅子座の象徴が載っている。
闘争の後の勝利、努力を通じての成功、産業、愛、苦心の末に獲得する喜び、用心深さ、親睦・なごみ・打ち解けた、反目の回避、その点に勝利の鍵がある。また、生意気さ、裕福や成功の自慢なども。全ては品位に依る。
(ヨッド)のティファレト(獲得)

《PKT》

月桂冠で飾った杖を手にする、月桂冠を被った馬上の人;彼の側には、杖を持った徒歩の人々。

このカードは複数の意味をカバーできるようにデザインされている;表面的には凱旋する勝者であるが、またこれは王の使者によって公式に運ばれるような類の一大ニュースである;(人ではなく)王冠がそれ自身の望みによって(その人が)王位を得るという期待、希望の王冠(イザヤ書 28:5)、等々である。

下僕は主人の信頼を失うかもしれない;若い女性は友人に裏切られるかもしれない。

(逆位置)懸念、恐れ、勝利した敵が門まで迫ってきたというような;裏切り、不忠、敵に門が内から開かれてしまったというような;さらには、見通しの立たない遅延。

遅延していた望みの成就。

《絵的な鍵》

】 【 6 】 【青空】 【リース】 【月桂冠】 【リボン】 【一緒に歩く】 【】 【トロイアの木馬】 【ヴェール】 【右向き】 【手袋】 【緑色】 【赤色】 【紅白


👉 ラベル:杖の6

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ブログ記事のメンテナンス

このブログに移転したのは、旧ブログで私個人の日記やメモや抜き書きのような記事がいつの間にやら膨大な数になり収拾がつかなくなったので、心機一転して「バニラのタロット占い」という形で基本的にタロットにテーマを絞ってブログを再構築しようと思ったから。昨年末から旧ブログとこのブログの合わせて 4000 件以上の記事を整理してきたが、一通り整理し終えて燃え尽きた感じになってしまった。そこで、今後の方針を指し示す「羅針盤カード」として 1 枚引いた。 出たのは「 XIV. 中庸 」 天使が左手のカップから右手のカップに水を移し変えている様子は、これまでの私自身の旧ブログから新ブログへの移行作業そのものを示している。 遠景に見えている向こう山の光とそこへと続く直線の道が、今後の私の道程を示しているのだろう。しばらく、光(新境地)へと到る道程は続きそうである。

馴染みのイタリアンレストラン

2 年くらい前にお店がオープンしたての頃から、私がランチに通っている行きつけのイタリアンレストランがある。2 週間ほど前、お店へいつも通りに行ったところ、突然入口の窓に「近々店舗移転のお知らせ」の貼り紙があり衝撃を受けた。 移転先は私の家からは今よりもずっと遠くになる上、さきの 馴染みの中国料理店 閉店の件もあるのでダブルショックの出来事であった。 2 〜 3 月中はまだ今の場所で営業予定だということなので、今日(2 月 19 日)もいつも通り出かけようとしたところ、ふと店舗移転の作業はどのような状況なのだろうか? と思いカードを 1 枚引いてみた。すると 杖の 6 が正位置で出た。 これは上記に書いた事柄の状況を現している。すなわち「近々店舗移転のお知らせ」を行ったオーナー(馬上の人)とそれに衝撃を受けた私や常連客(歩く人たち)の姿。 そして馬に乗った私の向かう先を 1 枚引いたところ、 吊され人 の逆位置だった。 これは現在の状況である。移転先の改修工事は業者とともにオーナー自身も行っていると聞いていたので、店舗を営業しながらの移転作業は普段とは逆さまの慣れない日常生活であり、今は心身ともにかなりしんどい思いをしているようである。また、私たち常連にとってみれば通いづらくなるといった現実を現している。 最終的にはどう落ち着くのかと最後に 1 枚引いたところ、 盃の 10 の正位置だった。 今の苦しい時期にも次第に見通しがつき、はれて約束の地へ幸せな移転をすることがでそうである。私も含め常連客も時々ひょっこり顔を出してお店との縁は続いていけそうである。 以上を占ってから出かけ、お店でオーナーに移転状況を尋ねたところ、改修工事にだいぶ手間取っているという話をされた。