スキップしてメイン コンテンツに移動

盃の A

2. 水の力の根源

《ブック T》“Book T”

雲から白い光りを放つ優しい手が出て盃を手の平で支えている。それはストリステス(準司官、準備者)の位階に似ている。盃からは澄んだきらきらと輝く泉が湧き出で;ロータスと睡蓮が育つ下方の澄んだ静かな水へと流れ落ちている。至高の母の偉大な ה(ヘー)の文字が泉の飛沫でなぞられている。肥沃、生産力、美、喜び、幸福などを象徴する。

蠍座を中心に 45 ° の範囲が玉座。

《PKT》

下に水があり、水面には睡蓮がある;雲から出た手が、掌の上に盃を載せていて、盃から 4 本(A. E. ウェイトの図案と P. C. スミスの作品の間に食い違いがある)の流れが吹き出している;一羽の鳩が、くちばしに十字の印の付いた聖体(キリスト教の聖体拝受のパン)をくわえて、その聖餅を盃の中に置くために降下する;水滴が周囲に落ちていく。これは小アルカナの背後に横たわるであろう物事を暗喩したものである。

真実の心(ハート)の家、喜び、満足、住居、栄養、豊富、肥沃;聖餐、それに与る至福。

不屈の意志、不変の法。

(逆位置)偽りの心(ハート)の家、突然変異、不安定、大変革。

想定外の地位の変動。

《絵的な鍵》

】 【エース】 【不思議のメダイ】 【ステュクスの水】 【聖体拝領】 【泉】 【白いハト】 【】 【蓮花】 【右手】 【注ぐ】 【


👉 ラベル:盃のA

このブログの人気の投稿

小室圭さんはこれからどうするのだろう?

皇室ニュースを目にすると何となく見てしまうことがある。今日(3 月 4 日)も天皇陛下が眞子さまのご結婚について厳しい言及をされたというニュースが出ていた。ますます世間の風当たりが強くなってきているが「小室圭さんはこれからどうするのだろう?」と思いつい占ってみたところ次のような結果となった。 眞子さまが小室さんをせっついてくる(⑤ 貨の10 、⑥ 恋人 の逆位置)ので、将来がかかっている仕事もあるのに(⑧ 貨の 3 )うんざりした気持になるが(① 盃の 8 、② 死 )、それでも小室さんは公には何も宣言することはない(④ 正義 の逆位置、⑦ 剣の 2 の逆位置)ような感じがする。 今の小室さんとしては、ご立腹の眞子さま(③ 剣の女王 の逆位置)を上手になだめることさえできれば(⑨ 盃の 9 の逆位置)と思っている。 結婚するもしないも考えてみれば当然のことだが、最終的な決定権は本物の皇族(⑩ 女帝 )である眞子さまが握っている。 結局、小室さんにとっては世間への対応よりも、眞子さまへの対応が命となっている。 という形にまとまった。

岡村隆史 失言と結婚

NHK「チコちゃんに叱られる!」でも活躍中のお笑い芸人ナインティナインの岡村隆史がコロナ禍の最中に ラジオで女性蔑視的な失言をした のは、2020 年 4 月 23 日のことだった。 岡村さんは四月二十三日深夜の生放送で、「コロナが終息したら絶対面白いことあるんですよ。美人さんがお嬢(風俗嬢)やります。短時間でお金を稼がないと苦しいですから」などと発言。これに対し「性的搾取を待ちわびている」「女性蔑視だ」などと批判が集中した。 あまりニュースに関心のない私は 7 月 25 日にその記事がふと目に止まり興味が湧いて、この事件のシチュエーションを表すカードは何かと思い 1 枚引いたところ 杖の 4 だった。 杖の 4 は仕事もプライベートも充実している様を表している。ひと仕事をこなした後には、めでたいゴールで親しい人々と合流して存分に休暇を楽しむという感じである。 「ただし彼の場合、逆位置だったため(仕事中の)太鼓橋の上でコケてしまった。充実した気分が裏目に出て一段とハイになり、あのような軽はずみなことを口走ってしまった」──と、当時(2020-07-25)は解釈した。 しかしその後 10 月 22 日に「同じラジオ放送で岡村隆史が結婚を発表した」というニュースを耳にした。「ああ、本当はめでたいゴール(杖の 4)が待っていたということを意味するカードだったのか」と今にして言える。 すなわち、逆位置は、失言事件によって本来予定されていた結婚にケチがつき、一時的に延期等になってしまったようなことを意味していたのだろう。 起きた出来事に対して質問しただけだからと、カードの告げる未来にまで意識を広げなかったという反省事例に。

エリック・クラプトンがコロナワクチン接種を後悔

コロナワクチン接種後 「もうプレイできないのでは」と思うほどの副作用に苦しんだ というエリック・クラプトンについて、 盃の王 の正位置だった。 イルカのペンダントを下げた王が、玉座に座り波の上をゆらゆらと漂っている。 本人が語っている通り、何日も 海上 をゆらゆら漂い、船酔いのように様々な副作用に苦しんだであろう様子が絵のように浮かんでくる。 しかし回復したので正位置であり、その体験談を盃の王らしく多少愚痴っぽい後悔を滲ませ、受けるべきでなかったと友人のイルカに赤裸々に語っている彼の様子が表れているようだ。 一方それだけではなく、愚痴よりもより重要なこの王の特徴である「善にも悪にも強いが、悪との対決により惹かれる」という弱者の味方的な彼の姿勢が強く出ているとも言える。 彼は「でも、プロパガンダでは、このワクチンは万人に安全と言っていた」と友人に語り、さらにまた昨年はロックダウン反対ソングを作ったりと、傲慢な人たちを罰する ポセイドーン のような気概があるようだ。