スキップしてメイン コンテンツに移動

I. 魔術士

58. パワーのあるマグス/ב/水星(“Book T”)

《大まかな意味》“Tabulated Rules”

スキル、知恵、適応能力。手先の専門技術、狡猾さなど、常にその品位による。時にオカルトの知恵

《PKT》

技能、外交、手際のよさ、機微;病気、苦痛、喪失、災難、敵の罠;自信、意志;質問者(男性の場合)

医者、魔術師、精神障害、失脚、心の乱れ。

《カード占いの手引き》“A Manual of Cartomancy”

I. 思慮分別の世界
スキル;上手さ;機転;ぺてん;オカルト実習、智慧の熟達化から離れる
II. 順応の世界
十分な根拠のある表向きの信条;勝手気まま、よく考ず機械的に反応、形式主義
III. 目標達成の世界
克服;意志;原動力

《妖精の言葉》“The Quest of the Golden Stairs”

星の法廷のメッセンジャー──ヘルプ、警告、メッセージ、欺瞞、偽物、非難、苦悩:“さらに、素晴しいものは与えられるのではなく得られるものです”

《最後のステップ》“Steps to the Crown”

賢者はコンパスに指摘されて東から来たのではありません。彼は私たちの家の戸口のすぐ近くでさえあるかも知れないような手近な土地から哲学の旅を始めたのにもかかわらず、私たちのほとんどからとても遠く離れている存在です。

《絵的な鍵》

1 】 【魔術士の薔薇園】 【アポロン神】 【無限】 【黄色】 【赤色】 【白色】 【紅白】 【バンダナ】 【バトン】 【真正面】 【立派な机】 【】 【薔薇十字】 【赤いバラ】 【白百合


👉 ラベル:魔術士


《タロットの切り札》“The Tarot Trumps”

精神によりコントロールされた、四大元素の力の結合、バランスを表す。祭壇の上にある少数の道具の扱いの熟達者である。ベート(ヘブライアルファベットの 2 番目の文字)とマーキュリーの小道はビナーとケテルの王冠を繋ぐ、the Aimah Elohim である。魔術士は知識を蓄え集め生命の家ビナーへ注ぐ、知性の高い人として投影される。12 という小道の番号は、水星が惑星の統合であるのと同様に、黄道十二宮の統合を示唆する。
カラーはイエロー、ヴァイオレット、グレイ、インディゴで、偉大な達人の周りを囲む神秘的なアストラルの光を指し示す。クリシュナ、Harparkrat、デュオニソスと繋がる Tahuti やヘルメスと繋がりがあるカードである。

《PKT》

若々しい人物が魔術士の赤い衣を着ており、アポロ神の面持ちで、自信の笑みと輝く目付きをしている。彼の頭上にあるのは聖霊の神秘的な印、すなわち生命の印が、無限記号のような、横倒しの 8 の字(∞)を形作っている。 彼の腰には蛇を帯として巻いており、その蛇は自らの尻尾をくわえているように見える。これ(尾をくわえた蛇)は多くの人にとって一般的な永遠性の象徴として親しみ深いものだが、ここでは特にとりわけ、霊的に達成された永遠性のことを示している。魔術士の右手の杖は天に向かって掲げられ、一方で左手は地を指し示している。この二重の印は非常に高度な秘密結社において知られており、上方のものから下方のものへと、天恵と徳と光が下降してくるのを示している。従って、一貫して示されているのは、聖霊の力と才能を所有し伝達することである。魔術士の前のテーブルにはタロットの 4 スートの象徴があり、自然界の生命の元素を示しており、テーブルは名工の工作台のように置かれており、彼は思いのままにそれら(元素の象徴)を活用する。下には薔薇と百合があり、「野の花」と「谷の百合」だが、庭園の花へと変えられ、熱意を培養することを示している。このカードは人の中の天界的な衝動、神を反映し、上方のものとの合一を求めて自己を解き放とうとする意志を示している。またそれはあらゆる次元での個の統合であり、非常に高度な感覚の中にいるものと考えられ、そこ(の感覚の中)で静止している(心一境性)。さらなる参考として、私が生命の印と呼び、数字の 8 とつながっているものについてだが、キリスト教のグーノシス主義がキリストへの転生を“第 8 天へ”の変化と語るのを想起するかもしれない。この神秘数は、いと高きエルサレム、乳と蜜の流れる国、聖霊と、主の国に付された名である。(キリスト教神秘主義の一派)マルティニスト主義によると、 8 はキリストの数字である。

このブログの人気の投稿

福岡市で冷蔵庫に高齢者の 2 遺体

福岡市西区で、親族からの通報で家宅捜査に入った家から テープで目張りされた冷蔵庫に 2 遺体が発見された という。犯人はなぜ犯行に及んだのか引いてみたところ、 隠者 と 死 が出た。 隠者がカンテラを下げて死へと向っている。 絵的な状況からすると、もしかしたら犯人は彼ら(隠者)に呼ばれて家を訪ずれたのかも知れない。 隠者は《思慮分別や慎重さ》を意味するが、品位が良くない場合は《裏切り、偽装》などを意味する。 死は《時間と年月の経過による変化》《収入源の喪失、反対に遭う、失敗》を意味し、稀には《死や破滅》も意味する。 必ずしも親族とは限らないが、長い年月の付き合いの人物による犯行のように思える。 また、犯人はこの高齢者(隠者)を長年、大変敬い尊重していたのかも知れない。 しかし犯行に及んだ日に、何らかの特別な頼み事をしたところ断られ、それが引き金となり、長年彼らの顔色をうかがい続けてきた精神的なストレスが爆発し、このような破滅行為に及んだということかも知れない。

逃げ出した巨大ヘビ - アミメニシキヘビの行方

5 月 6 日、横浜市の個人が飼っていた体長 3.5m のアミメニシキヘビが飼い主の家から逃走したということについて、 盃の女王 の逆位置が出た。 岬の見える砂浜で玉座に座った女性が熱心に豪華な 盃 を見つめている。 豪華な盃は巨大なアミメニシキヘビを、女性は飼い主を、それぞれ表しているようである。 飼い主が人様の迷惑にならないようにと必死でヘビを探している様子が、 盃 を熱心に見つめている姿に現れている。 ヘビはどこかの川縁か海辺か、いずれにしても水辺にいるのは間違いなさそうである。しかし、逆位置であることを考えると、下水や排水溝に落ちてしまったのかもしれない。 追記:5 月 21 日の夕方に発見されないまま捜索打ち切りとなったが、翌 22 日に専門家によって 飼育されていた部屋の屋根裏にいたのが発見された 。 よく観察すれば玉座の背後の頭上(ヘッドレスト)にナーガ(ヘビ)がおり、天上裏にいたということが分かる。 そして逆位置であったことは、飼い主をはじめとする人々(女王)が間違った方向(水辺)を探しているということを示していたのだろう。 もしくは、警察が一度捜査したが、ちゃんと探せていなかったということも、逆位置に表われていたと見ることができるのかもしれない。 今回のリーディングは失敗したが、カード自体は結局妥当なものだったので、一つの良い勉強になった。今後もこのような試みができる機会があれば、続けていきたいと思う。

女性に自殺を思いとどまらせたセラピードッグ

イギリス南西部デボン州で高速道路の上の橋から 飛び降り自殺を図ろうとしている女性を地元消防署のセラピードッグが思いとどまらせた という。この時の犬と女性の関係について引いてみたところ、犬は 最後の審判 の逆位置、女性は 盃の 8 の逆位置だった。 最後の審判それ自体には「最終結果」という意味があるが、逆位置の場合には、そのような思い切った最終決断に踏み切れない、「弱さ」「意気地の無さ」を示す。つまり、この事件のセラピー犬のディグビーは、女性にとって、自殺という発作的で不可逆的な行為を踏み止まらせるような、か弱い、いたいけな存在としてそこに登場したのであろう。彼女よりも、強く生きている警察官や消防隊員たちからのいわゆる“上から目線”の説得よりも、彼女が守ってあげる立場の存在である犬のディグビーの方が、彼女に生きる気力を与えることになったのである。 そして、盃の 8 だが、これも本来は失望を示すのだが、逆位置となると反対に「大いなる喜び・幸せ」などを示すのである。まさしく、追い詰められた中でのディグビーとの邂逅が、女性に生きる喜びを思い起こさせたであろうことは、想像に待たない。