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XII. 吊され人

69. 強力な水の精/מ/水(“Book T”)

《大まかな意味》“Tabulated Rules”

強制的な犠牲。罰、喪失。自由意思ではなく負う致命的な運命。通常苦しみ。

《PKT》

賢明、慎重さ、洞察力、試練、犠牲、勘、直感、予言。

(逆位置)自己中、群集・人ごみ、政体(国家のこと)。

《カード占いの手引き》“A Manual of Cartomancy”

I. 思慮分別の世界
権利・主義などの放棄、何が理由で何が動機あっても
II. 順応の世界
はりつけの受難、自己犠牲;償い
III. 目標達成の世界
選択の道;逆転;自分の人生を失っても惜しくない;己れの肉体を殺す恐れの克服

《妖精の言葉》“The Quest of the Golden Stairs”

入口のマスターあるいはチーフ──ヴィジョン、運命の声、宣言:“このようにしたいという他者の望みを叶えて天の 12 宮の仕事も成されたのです。”

《最後のステップ》“Steps to the Crown”

この世の愚かな趣味や魅力をそそらせる気取った見せかけの態度を放棄しよう、そういったことを信じる人たちがこの世とともに滅びることは確実です。

《絵的な鍵》

2 】 【後光】 【タウ十字】 【マタイの福音書】 【吊される】 【片足】 【赤と青】 【ベージュ】 【赤色】 【青色】 【赤いタイツ


👉 ラベル:吊され人


《タロットの切り札》“The Tarot Trumps”

深く重要なシンボルなので捉えにくい。これは犠牲である──低次を昇華させるための高次の低次への水没である。これは聖霊の物質界への下降であり、人における神の化身であり、物質を超越し変化させられるかも知れない事柄に拘束される事への服従である。
カラーはディープ・ブルー、融合されていない状態で混ぜ合わさった白と黒、オリーブ、グリーン、緑がかった淡黄褐色(小鹿色)

《PKT》

彼の吊されている十字架は「タウ」十字(T 字型の十字)の形を為しており、一方人物は 卍十字を為している。見てくれは殉教者のその頭のところには後光がある。特筆すべきは(1)磔の木は生木であり、葉が付いている事;(2)その顔は深いトランス(禅定)状態を表現しているのであって、 苦しんではいない事;(3)この人物は、全体的に、生の一時休止を示し、(あくまで)生なのであって、死ではない事である。これはきわめて意味深長なカードであるのだが、その意味はヴェールに覆われている。エリファス・レヴィの(著書の)註釈者のうちの一人は、彼(レヴィ)はその意味を知らなかったのだと指摘するが、それは疑いの余地のないことだし、その編集者自身にしても知らなかったのである。このカードは、殉教のカードだとか、思慮分別のカードだとか、「大いなる業」(錬金術における賢者の石を創造する作業のこと)のカードだとか、義務のカードだという風に、間違った解釈をされてきたのだが、皆は(これまでに)刊行された翻訳の全てにうんざりして、全く釈然としないままなのではないか。私は自分自身の解釈としては、次のように非常に簡潔に言うことにしよう、それは関係を表現する、その(関係の)一つの側面として、天界と宇宙との間の関係をも表現する、と。

自身の高位の本質がこの(カードの図案の)象徴に埋め込まれていると理解できる者は、大いなる目覚めが可能であるという事に関する暗示を受けることになるであろうし、また聖なる「死の秘儀」の後に輝かしき「復活の秘儀」が訪れる事を知ることになるであろう。

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