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サヴィトリ

貨の 2 は活発で真昼のようなコミュニケーションを象徴している。

開放的な大空が広がっている。激しくうねるの上には大船と小船が浮かんでいる。その前で真っ赤な山高帽を被った芸人のような人がリズムに乗って歩きながら無限に貨を操っている。

彼は一見(真っ赤な帽子、赤いタイツ、オレンジ色のブラウスを着て)派手で陽気なようでいて、地味なベージュのチュニックを赤いベルトで締めいたって普通の表情をしており、実は意図してそう振る舞っているのかも知れない。

芸人は人を大船に乗せ盛り上げる(波に乗せる)のが仕事であり、落ち込んでいる人でも笑わせるという非常に優れた能力を持ち、激励神サヴィトリを人間化したようなところがあり、布袋もそのような感じがする。

マーカス・カッツによるとこのカードは Edward Burne-Jones(エドワード・バーン=ジョーンズ)の「False Mercury(偽りなマーキュリー)」という絵をヒントにパメラによって描かれた。

画家はこの絵を「海で眠る水夫に幸せな我が家の夢を見させる夢の神」をイメージして描いたらしい。

一方、サヴィトリは太陽神であり万物を刺激し宇宙を維持するが 1 日の終わりには人々に眠りをもたらすとされている。

どちらも人生の荒波を乗り越える力を無限に与えてくれるようなイメージがある。

日常的には、人を元気にさせるような活気に溢れたコミュニケーションの状態を表しているが、エスカレートすると無理矢理自分に合わさせるなど、常軌を逸した行動をすることにも発展する。

【リズムに乗っている様に歩く】
プライドの高い人特有の歩き方。他人のペースに合わすことを知らない。チンピラ。

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2020 年 9 月自民党次期総裁選

先月 28 日に安倍総理辞任表明があったので、来年 10 月までの残りの任期を引き継ぐ自民党の次期総裁について占ってみました。 菅義偉 官房長官「杖の6」←「隠者」 岸田文雄 政調会長「盃の王」←「剣の6」 石破茂 元幹事長「貨の5」→「貨の6」 という展開となりました。 石破氏が次期総裁になる可能性はまず少ないと思います。かなり不利な情勢のように見受けられます。 なので残る、菅氏か岸田氏のどちらかということになりますが、次期総裁の有力候補としては安倍さんの病による辞任がなければもともとは岸田氏なのだと思いますが、菅氏が任期引き継ぎの総裁となるのだと思いました。 絵で読み解いてみると、菅氏(杖の 6)が安倍総理(隠者)から月桂冠(リーダーシップ)を一旦(馬上で)受け取っている。(馬のベールに隠れているのは菅政権の後継として一年後の総裁選で本命の河野太郎氏?) 岸田氏(盃の王)は安倍さんが無事に任期を満了していれば有力な後継者だったところが、イレギュラーな事件(安倍さんの任期を残した辞任)によりチャンスを逃した(剣の6(逆))。 石破氏(貨の 5)はそもそも蚊帳の外で、全国の自民党員の人気は別として、主流派(国会議員)からは実質的に相手にされていないようです。