スキップしてメイン コンテンツに移動

困窮と救済

降りしきるの中を 2 人の貧者が裸足で歩いている。2 人の向こうの壁には明かりの灯ったステンドグラスがある。

この 2 人の困窮者は「困ったときの神頼み」の状態、ステンドグラスはその「救済」を表している。

彼らが頼る「困ったときの神」とは、プロフェッション(形容詞でプロフェッショナル)のことを指す。

プロフェッションとはもともとは、宗教家、医者、弁護士の奉仕活動のことを指し、語源は PROFESS で信仰を告白するという意味がある。

ショールを纏った人はうつむき耐え忍びながら降りしきる雪の中を歩き続け、松葉杖の人は鈴の音に導かれ雪の中から出ようとしているように見える。

このカードは、今は耐え忍ぶときではないということを表している。

ショールの人は雪が降りかかり足も雪に埋もれているが、松葉杖の人は雪は降りかかっておらず足も雪に埋もれず、怪我の手当をしてもらっている。

ショールの人のように救済を受けずに我慢して耐え忍び続ける場合は、病上手の死に下手のように時たまささやかな息抜きをしつつ、今までと同じ状態を続けていくことになるのかも知れない。

コメント

このブログの人気の投稿

2020 年 9 月自民党次期総裁選

先月 28 日に安倍総理辞任表明があったので、来年 10 月までの残りの任期を引き継ぐ自民党の次期総裁について占ってみました。 菅義偉 官房長官「杖の6」←「隠者」 岸田文雄 政調会長「盃の王」←「剣の6」 石破茂 元幹事長「貨の5」→「貨の6」 という展開となりました。 石破氏が次期総裁になる可能性はまず少ないと思います。かなり不利な情勢のように見受けられます。 なので残る、菅氏か岸田氏のどちらかということになりますが、次期総裁の有力候補としては安倍さんの病による辞任がなければもともとは岸田氏なのだと思いますが、菅氏が任期引き継ぎの総裁となるのだと思いました。 絵で読み解いてみると、菅氏(杖の 6)が安倍総理(隠者)から月桂冠(リーダーシップ)を一旦(馬上で)受け取っている。(馬のベールに隠れているのは菅政権の後継として一年後の総裁選で本命の河野太郎氏?) 岸田氏(盃の王)は安倍さんが無事に任期を満了していれば有力な後継者だったところが、イレギュラーな事件(安倍さんの任期を残した辞任)によりチャンスを逃した(剣の6(逆))。 石破氏(貨の 5)はそもそも蚊帳の外で、全国の自民党員の人気は別として、主流派(国会議員)からは実質的に相手にされていないようです。