サソリが沼から這い上がろうとしている。沼からは一筋の道が出ており、山へ向かって凸凹した地面の上にくねくねと続いている。沼の縁で月を睨み、犬は吠え、狼は唸っている。大きな三日月は気難しい表情をしているが、満月が三日月の心を安らぎで満たそうとしている。
日常的には、ストレスフルな一日の終わりの夕暮れに、早くほっと一息つきたい、友達とわいわい遊びたい、というような心境を表してもいるようだ。
サソリは深く重く潜在意識に働きかけてくる生き物で、沼から這い上がらせてはならず、サソリの言う事にも耳を傾けてはいけない。
サソリを退ける 2 つの方法。
1 つは犬と狼(友人や家族など身近な人々)に守ってもらう。
もう 1 つは、非常に高度な技だが、サソリのオカルトパワーを創作活動のパワーへと昇華することかも知れない。
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