先日神奈川県横須賀市で市に対し、70~80 代の正体不明の男性が小 1 から貯めた貯金 6000 万円を寄付したという。出たカードは剣の 4 逆位置。
霊安室に安置された棺があり、蓋には祈る騎士の立派な彫像が施されている。出窓のステンドグラスには子供が聖母にひざまづき手を合わせる姿が描かれている。
一瞬、不思議なカードが出たように思った。
いずれにしても、6000 万円を手放すような気持となる何らかの出来事がこの男性にあったようだ。
剣は、トラブル、悲しみ、病気、死などネガティブな要素が強いカードだ。
この人は年齢からいって大病か、いずれにしても体力と気力をかなり消耗するような体験があったと思われる。
棺の祈る騎士とステンドグラスのひざまづく子供はこの男性を表しており、この体験を通じて心境にも大きな変化があったことを表しているようだ。
カードが逆位置なので、(完全ではないかもしれないが)一通りの回復を迎えたことを示している。
その回復を機に身辺整理を始め、その一環として貯金の寄付を行なったのではないか。
男性が回復を天に感謝し、“霊安室”の状態から出て、市役所を訪れ「何かの役に立ててください、寄付します」と言った姿がステンドグラスに描かれ美しい形で昇華されている。
コメント
コメントを投稿