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女性に自殺を思いとどまらせたセラピードッグ

イギリス南西部デボン州で高速道路の上の橋から飛び降り自殺を図ろうとしている女性を地元消防署のセラピードッグが思いとどまらせたという。この時の犬と女性の関係について引いてみたところ、犬は最後の審判の逆位置、女性は盃の 8 の逆位置だった。

最後の審判それ自体には「最終結果」という意味があるが、逆位置の場合には、そのような思い切った最終決断に踏み切れない、「弱さ」「意気地の無さ」を示す。つまり、この事件のセラピー犬のディグビーは、女性にとって、自殺という発作的で不可逆的な行為を踏み止まらせるような、か弱い、いたいけな存在としてそこに登場したのであろう。彼女よりも、強く生きている警察官や消防隊員たちからのいわゆる“上から目線”の説得よりも、彼女が守ってあげる立場の存在である犬のディグビーの方が、彼女に生きる気力を与えることになったのである。

そして、盃の 8 だが、これも本来は失望を示すのだが、逆位置となると反対に「大いなる喜び・幸せ」などを示すのである。まさしく、追い詰められた中でのディグビーとの邂逅が、女性に生きる喜びを思い起こさせたであろうことは、想像に待たない。

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