スキップしてメイン コンテンツに移動

アストライアー、デーメーテール

アストライアー
獅子座の次の星座は乙女座。アストライアーは乙女座物語だとデーメーテール、天秤座物語だとアストラエアーだとされる。
【詩篇】91:13
あなたは獅子と、コブラを踏み、若い獅子と、蛇を足の下に踏みにじるであろう
リース
【盛装した乙女】
無垢、襟を正す、伝統的な考え方とその必要性
【草原で動物と遊ぶ】
急がしくて疲れ気味なのでリフレッシュする
【乙女座物語のデーメーテール】
デーメーテールのデはギリシア語の大地を意味するゲー(ガイア)が変化したものと推測され、メテルは古代ギリシア語で母を意味しているという。
デメテルの神話は季節の誕生と穀物栽培の始まりがテーマになっており、彼女は兄弟神との間に沢山の子種をもうけている。
神話上、季節の誕生が起こったのは白銀の時代である。
人は糧を得るために耕作を行わざるを得なくなり、必然的に 1 ヶ所に留まらなくてはならなくなり、暑くても寒くても移動できなくなったので家を構えるようになったという。
つまり、彼女は子(実り)が欲しいので兄弟神たちと止むを得ず交わる(種蒔きをする)が、子を生み(食物を)育てるためには定住しなくてはならないので、暑さ寒さをしのぐための家も必要になった、ともいえる。
力にはそんな(生き物を生み育てる)白銀の時代の春と夏が描かれているようだ。
また彼女は、普段は温厚だが怒ると大地を枯れさせるといわれており、その一面が隠者として描かれているのかも知れない。
【天秤座物語のアストライアー】
人類の段階的な堕落に対して辛抱強く正義を訴え続け地上に最後まで残ったが、鉄の時代についに愛想を尽かし地上を去ったという神話を持っている。
その神話になぞらえると、正義に描かれた象徴は次のように解釈できるかも知れない。
ヴェールの向こう側──黄金の時代(ゴールデン・エイジ)。常春で耕作せずとも恵みがあった。調和と平和に満ち争いもなかった。労働の必要もなかった。
ヴェール──白銀の時代。四季が起こり住居に住むようになった。労働(耕作)が始まった。
剣──青銅の時代、英雄の時代。武器を手にして争う。
天秤──鉄の時代。文明や経済が発達し所有欲が盛んになった。争いが絶えなくなった。

コメント